関東から東北まで7大学が進める新潟県閉校小学校再生プロジェクト
by TR-TSUKIKAGE
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月影現場からレポート Vol.4 by吉村
10月2日(土)
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どうも外装班の吉村です。
先週土曜日に北山先生と一緒に第2回定例会議に出席してきました。行く前から利光君に現場の雰囲気は電話で聞いていたのですが、実際に行くと外装・浴室基礎の配筋がされており、もうこんなに進んでいるのかという感じでした。
月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_342691.jpg初めて建築現場の打ち合わせに出席し、校舎の点検に足場を使って屋上まで上ったりするなど現場の緊張感を体感できたので、今回はそんな打ち合わせ現場の雰囲気をお伝えしようかと思います。

13時から始まった定例会議は以前校長室だったところで行われました。その向かいの保健室には作業室になっており、施工屋さん・設備屋さん、仕切りをはさんで利光・稲垣くんのデスクがちょっと窮屈そうに二つ仲良く並んでました。
月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_375934.jpg会議前半は前日東京での4大学打ち合わせ内容を中心に話し合われました。会議はデスク上だけかと思えば、疑問個所はすぐにその場に足を運び決めていくのが現場ならではという感じで、中でも既存校舎の壁・柱・庇のコンクリートの状態の点検は一番しびれました。


月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_311536.jpg点検方法は金属棒を使って校舎を撫でると見えない内側のコンクリートの状態がわかり、中身が危険な状態だと高音の音が鳴るという具合でした。やはり校舎の状態は築30年以上経っているということもあり、ところどころ高い音色が鳴り響いてました。そのまま校舎の南面から北面までチェックしていき、足場を使って校舎の上のほうまで点検しました。屋上大庇の下まできた時に、足場床が大庇分キャンチレバーで浮いていて下を見れば地面だったので足がすくんでしまいました。そしたらいきなりそこで打ち合わせ会議が始まったりして・・・
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既存校舎に飛び移ったときのあの安心感は忘れられません。最後は屋上大庇上で補修方法が決まるという具合でした。

月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_3161928.jpg再び校長室に戻ってきたときはもう日が暮れてしまい、電気がない打ち合わせ室は懐中電灯を照らしながら行ったので非常にやりにくかったですが、無事第二回の定例会議は終わりました。


その日はテイザン荘で3人で料理をして、一杯やりながらちょっと贅沢な気分で夕食を楽しみました。
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いい感じです


月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_318469.jpg食空間が楽しめるテイザン荘のリビングの魅力はさすがですね。真ん中の煙突があるおかげであの大きなボリュームの中に3人でいてもさびしい感じがしません。


翌日は初めてのお休みで、3人でそばを求めて十日町のほうに出かけました。途中松之山のキョロロに立ち寄り、レストランの一角に展示してあったキョロロの模型や現場写真をみながら、月影もこういうのがあるといいなと3人で話してました。月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_320469.jpg
そういえばロゴや施設愛称・サイン計画なんかもそろそろ考えないといけないですね。ロゴなんかを食器にワンポイントで入れられたりするといいのかなと思ったりしました。月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_3211821.jpg月影現場からレポート Vol.4 by吉村_b0034357_321317.jpg

外装は10月が山場で11月には躯体が立ち上がる予定になってます。次回来るときに現場が変わっていく姿をみるのが楽しみです。利光・稲垣くんは現場での怪我には気をつけてください。次回定例会議の時も応援にいけるようにします。以上Vol.4の報告でした。

法政大学大学院 吉村明/外装班
# by TR-TSUKIKAGE | 2004-10-07 03:06 | ★訪問レポート
月影現場からレポート Vol.3 by利光
9月30日(木) 

どうも今晩は。現場常駐組の利光です。
壮行会を催して下さった皆様、どうもありがとうございました。
山田さん、WEBどうもありがとうございます。
こちらの状況を逐一報告させていただこうと思います。

前回のレポートから随分時間が経ってしまいました。
こちらに着いてからバタバタしていたのですが
ようやくこちらの生活にも慣れてきました。
現場はスピードが速くて驚きです。
もう待ったなしというか、決めるべき事がどんどん迫ってくる感じです。
もはや一階は食堂の壁や厨房の壁が取り払われ、浴室棟は捨てコンクリートまで進んでいて、外装はメインエントランス前の採掘が終了しています。
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 2日にまたかなり内容が進展すると思われますが、今のところお風呂と外装に関する対応が大半を占めている感じでしょうか。
 簡単に状況を箇条書きにしますと、

・ お風呂は1FLのレベルをフラットにそろえたことで建具の寸法が合わなくなり、稲垣君が四苦八苦しています。

・ 浴室地階の平面が意匠側と構造側のデザインに若干の違いがあり、検討の結果江尻さんの書いてくださったデザインで進行しています。

・ 外装はルーバーの取り付けを考えて鉄骨のデザインを再検討しています。細かな寸法について調整を進めています。

・ 渡り廊下の下部に集水枡がある事が分かって渡り廊下部分は基礎を作らない方向で進んでいますがこれはまだどうなるか分かりません。2日にはかなり決まると思います。

・ 外装鉄骨の下にピット点検用のマンホールがあり、これを開閉可能な状況にしなくてはならないとのこと。これは大変問題かと思います。
などが現在のところの検討事項です。

現場監督はとても感じのいい方です。
こちらは不便なことは多いですが、毎日新鮮な体験をしています。
自然が多いので都会に比べて人間以外の生き物が多いですね。
ハチとかクモとか、都会よりもひとまわりサイズが大きいです。

それから都会だと外食がちになりますが、
こちらはそんなに外食できるところがないので自炊したりしています。
昨日はハヤシライス食べました。なかなかの逸品でした。
そんなことも含めてまたレポートをアップしたいと思います。
ではでは、また。

横浜国大大学院 利光収
# by TR-TSUKIKAGE | 2004-10-07 03:01
月影現場からレポート Vol.2.5 by稲垣
9月20日(月)
みなさん こんにちは。
レポートのコンテンツ不足により、写真を添付したのですが、
メーリングリストでは難しかったようです。
また、現場に来て直接見て下さい。

一応要らぬ解説しますと、
1.施工業者の作業の始った、保健室の事務所風景。
2.保健室内をパーティションで仕切られ、肩身の狭そうな、何も置かれていない、ふたつのデスクのある僕らのブース風景。
3.池袋と新宿と六本木と渋谷と横浜足したぐらいの、レイザー光線の飛交う香港島の夜景。
でした。

下手なことしまして、失礼しました。
# by TR-TSUKIKAGE | 2004-09-29 05:41
月影現場からレポート Vol.2 by稲垣
9月18日(土)
みなさん こんにちは。
お元気ですか。
Vol.2から報告が遅れてすいません。古谷研M1稲垣です。

挨拶が遅れましたが、光栄にも9/27から現場常駐させて頂くことになりました。
現在のTRプロジェクトメンバーの方、メーリングリストに目を通して頂いている大先輩型、一層頑張りますので、今後も変わらずのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
そして新潟に遊びに来て下さい。

一昨日の土曜日に、月影小学校・校長室で第一回定例会議が行われました。
出席者は、篠原先生、利光さん(外装)、レイさん(1階)、井谷さん(1階)、稲垣(浴室)、西山さん、金子さん、江尻さん、工事関係者の方々(建築本体工事・T組、機会設備工事・Y商会、電気設備工事・Tクリエート)でした。

それで、会議で話された内容が以下になります。簡単に整理しましたが、読みにくい点が多いかと思います。
適当に不備を指摘して頂いて、今後シャープにまとめていきますのでよろしく。
# by TR-TSUKIKAGE | 2004-09-28 20:50
月影現場からレポート Vol.1 by利光
9月1日(木)
2000年の月影小学校のプロジェクト発足から4年の月日が流れた今日、
ようやくここまでやってきたというのが正直な思いだろうか。
学年や大学の枠を超えて構想を続けてきて本日、地鎮祭が行われた。

浦川原村の村長さんや、西山さん、金子さん、渡辺先生、江尻さん、
工事関係者の方々(建築本体工事・T組、機会設備工事・Y商会、
電気設備工事・Tクリエート)、学生(山田、藤間、伊藤、利光)が参加。写真手前は社長。
月影現場からレポート Vol.1 by利光_b0034357_20585723.jpg

神主さんは八坂神社よりいらしたようである。
紅白幕に囲まれた仮設テントの中で儀式が執り行なわれた。
月影地区では、雅楽が有名だそうである。
こんなときにこそ、という思いは個人的にあったのだが、
例の独特の音色はカセットテープによる録音であった。
しかも神主さんが自分で直接「再生」「停止」を操作していた。
雅楽の音色は断片化し、サンプリングされていた。
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それはともかく安全祈願祭と名をうつこの式は工事中の事故が
ないように神様に祈る儀式である。

これからセルフビルドの部分などにおいて皆さん参加する機会があると
思いますけど、くれぐれも怪我だけはしないようによろしくお願いします。

午後は役所にて打ち合わせがあった。
施工業者さんを含めた顔合わせと簡単な工程の説明である。
今回の事業は浦川原村としての最後の事業だというお話があった。
来年三月には上越市と合併してしまうため、村として最後のこの事業に
かける役場の方の熱意が感じられた。

その後西山さん、金子さん、渡辺先生、江尻さんと学生で
確認申請書類の内容について再度打ち合わせである。
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実はまだ確認申請はおりていない。再度修正点を指摘されて
再送することになった。今日持参した図面は登場の機会に恵まれぬまま、ボツである。
体育館の簡易な図面が必要になったため、実測に出かける。

カエルと戯れる山田さんは目を輝かせていた。

今日は盛りだくさんでした。おやすみなさーい。
# by TR-TSUKIKAGE | 2004-09-28 20:49


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